Araiguma Kazu 50代、今、自分の未来をコントロールする

野村Webローン|レバレッジ活用なんちゃって不動産投資

Asset Management 貸付型クラウドファンディング

資産形成の最強コンポの要素: レバレッジ活用の不動産投資

人気急上昇の資産運用インフルエンサー・ようへいさんによると、資産形成の最強コンボは(1)インデックス中心の株式投資と(2)レバレッジ活用の不動産投資だそうです。


カズは、このうち(1)は行っていますが(2)は行っていません。なかなか不動産投資は私にはハードルが高く感じます。

でも株式・投資信託などを担保にしてお金を借りられるサービスはあるし、不動産投資もREITや不動産クラファンなら少額ででき管理の手間も要らないのでハードルが低い。

あらいぐまカズ
あらいぐまカズ 「それも一つのレバレッジ活用の不動産投資?ちょっと資産家っぽくてかっこよくない?」
あらいぐまツマ (えらい勘違いしてる・・・)
あらいぐま

実際に実行してみました。以下の内容をご紹介します。
1.有価証券を担保に野村Webローンで資金調達する方法
2.調達した資金をどこに投資したか

野村Webローンで資金調達する方法

野村Webローンとは

野村證券に預けている株式・投資信託・国債などを担保に、野村信託銀行が融資するもので、様々な用途で利用できます。いわゆる証券担保ローンと呼ばれるものです。

適用金利は年1.5%(変動金利、2023年1月1日現在)。ネット証券の信用買いの金利が2.0%~3.0%であるのと比較すると悪くはない金利ですね(※)。

その他、以下がポイントです。

  • 10万円以上1万円単位で借り入れが可能
  • 担保設定後でも株主優待や配当金、分配金などを受け取れる
  • 定期的な元本返済日や返済額の決まりなく、好きなタイミングで手数料もかからず返済可能
  • 野村信託銀行から野村證券の取引口座への振込は無料、他行宛振込も通常月10回まで手数料無料
  • ただし、利用するには野村證券で信用取引口座等が未開設である必要がある

※ちなみに野村證券の信用買いの金利は0.5%で安いです。ただし手数料がかかります。

手続きはとても簡単

まず野村證券の証券取引口座開設し、そのオンラインサービスを契約します。ここに預けてある株式・投資信託・国債などを担保にする仕組みです。

あとは、以下を行います。
1.野村信託銀行の普通預金口座開設
2.野村Webローンの契約(含、担保設定)
3.借入申し込み・借入金の出金

野村信託銀行口座は、野村證券口座のWebページにある「野村信託銀行 預金・ローン」から開設できます。開設後はこのボタンからID、パスワードなしでログインできます。ほぼ一体となっており、別サービスであることをさほど意識する必要はありません。

野村Webローン契約は、野村信託銀行口座のWebページから直感的に進められると思います。説明動画も以下のように用意されています。

借入申し込み・借入金の出金についても、説明動画の説明があります。

調達資金をどこに投資したか

結論からお伝えします。計120万円を以下の通り投資しました。

プラットフォーム 投資案件 想定年利 運用期間 投資額 コメント
CREAL(クリアル) (仮称)CREAL押上 4.3% 18ヶ月 50万円 紹介プログラム利用で1万円プレゼント受領予定(これだけで投資額の2%!)。 想定利回りはキャピタルゲイン相当2.3%含む。
Rimple(リンプル) Rimple’s selection #55 2.7% 6ヶ月 25万円 想定利回りは100%インカムゲインに基づく
みらファン みらファン第4号 6.3% 9ヶ月 10万円 想定利回りにおけるインカムゲイン /キャピタルゲイン比不明
Bankers (バンカーズ) 不動産担保ローン事業支援ファンド第6-2号 4.0% 12ヶ月 10万円 不動産担保融資を行う、事業者向け金融業者への融資。担保(質権設定)はある模様。
クラウドバンク 不動産担保型ローンファンド第683号 4.0% 4ヶ月 5万円 不動産事業者向け融資。担保(抵当権設定)はある模様。
Funds(ファンズ) ビットバンクファンド#1 2.8% 11ヶ月 10万円 未上場企業への一般事業資金融資。担保・保証なし。
クラウドクレジット 【円建て】東欧金融事業者支援ファンド120号 8.4% 13ヶ月 5万円 東欧の金融事業者グループへの貸付け。担保・保証なし。
クラウドクレジット 【円建て】バルカン地域オンライン金融事業者ファンド45号 6.2% 19ヶ月 3万円 ブルガリア、北マケドニア等で短期個人向け貸付けを行う金融事業者への貸付け。担保・保証なし。
クラウドクレジット 【円建て】ポーランド個人向け金融事業者ファンド7号 7.2% 13ヶ月 2万円 ポーランド全土に顧客基盤を持つ金融事業者グループへの貸付け。担保・保証なし。

選定基準: 元本割れしずらく利回りが3%程度以上

借金をしつつ投資となると、(ほぼ)元本保証としたい。利回りは税金や安全域をとることを考えると、借入金利の倍の3%以上ほしいと考えました。

不動産投資の場合、Jリートだと価格変動があり元本割れリスクが大きいので、不動産クラウドファンディング中心のポートフォリオを組みました。

あらいぐま
あらいぐまツマ 「まって、まちなさい!」「表の下の方の4案件は不動産投資と全く関係なさそうだけど?」
あらいぐまカズ 「いやぁ、ちょうどローンで資金を調達したところに案内があったもんでつい・・・」
あらいぐまカズ
あらいぐま
あらいぐまツマ 「担保・保証なしのハイリスク案件に見えるけど?これでもJ-Reitより良い投資先なの?」
あらいぐまカズ 「・・・」
あらいぐまカズ
あらいぐま
あらいぐまツマ 「特に、クラウドクレジットの案件は、新興国への無担保貸付よね?」
あらいぐまカズ 「クラウドクレジット応援しているの知っているでしょ。これでいいの。」
あらいぐまカズ

結果をお楽しみ

運用結果がでてきたら、このブログ上で報告します。お楽しみに。

以上、野村Webローンで資金調達し、不動産クラファン等に投資したことを共有しました。投資に利用したプラットフォームのリンクは以下の通りです。

>> CREAL(クリアル)
>> Rimple(リンプル)
>> みらファン
>> Bankers (バンカーズ)
>> クラウドバンク (Crowd Bank)
>> Funds(ファンズ)
>> クラウドクレジット (Crowd Credit)

最後に補足ですが、野村Webローンで融資された資金は、事業性資金に用いることはできません。ここには、個人が事業として行う場合の賃貸用不動産の取得等にかかる資金も含まれるということなので、なんちゃってではない不動産投資についてはご注意ください。